ここは板の間

僕はなんでも気ままにかくよ

ぽんこつ輪行

  この冬場はとにかく寒く動きづらい。飯能まで自走で行き、そっからどこの峠に行こうかみたいなことをやってきたのだが、峠を登る頃には飯能に至るまでで脚を使っているため脚をつかずに登れなかったり。(鍛え足りない)  冬は夏と違い、体力の消耗の感覚が異なる…というかいつもどおり疲労のある状態で暑いか寒いかみたいな話なんだけども、寒いのはなかなか辛いというのがわかった。

 そこで、いいかげん輪行袋は持っているわけだし輪行しようということになった。まぁ、輪行が出来れば他にもいろいろ行ける場所も増えるし、そもそも山伏峠とか白石峠行って帰ってくるぐらいの距離感(120km)しか1日に走れないんだから、そっから先に行こうと思えば輪行ぐらいは出来ないとダメになってくるのだ。

 よっしゃ輪行するで、と思って駅に到着し、自転車をコンパクトにしてから輪行袋に入れたところで僕は気がついた。

ん、財布なくない?

 そう、僕は財布を忘れて家を出てしまっていたのだ。幸い家から駅までは近いため泣く泣く家に戻り財布を回収、もう今日は止めようかなという考えが頭を過ぎった。しかしここで止めたら僕の中に負け犬の烙印が押されるような気持ちがしたので気合で外に飛び出した。  再度輪行袋に詰め直し改札を通る、もちろんエレベーターを使う。電車が来たのでそのまま先頭車両に乗って少し進んだところで僕は気がついた。

あれ、なんか逆方向進んでんぞ!!

 そう、僕は最初の駅で乗る路線を間違えやがったのだ。ダメだ、今日の僕はポンコツだ。もう今日は止めようかなという考えが頭を過ぎった。が、とにかく現地へ行くという強い気持ちで車両を乗り換える。  2回ほど乗り換えてやっと現地へ到着。計画していた到着時間から1時間半は遅い、少し泣きそうだった。

 ちなみに目標の駅は高麗川駅、そこから山伏峠を越え秩父へ行き、定峰峠を越えまて高麗川駅まで戻る。おおよそ90kmのコースを予定していたのだが、日が出ているのにもかかわらず寒いこと、これから夕方を迎えさらに冷え込む頃にはダウンヒルをラストに控えているということに気づいた僕は山伏峠の看板まで登ったところで引き返した。  そのまま下っていったが、今回、僕の装備に足りないものはフェイスカバーだろうか。あともう少し防寒を強化したい。フェイスカバーは途中で鼻が冷え込んでそれが気になって集中できなかったことを防ぐためだ。あと体を動かしていないときは寒いのでそれをなんとかしたい。

 あとはもうちょっと注意して持ち物を確認したり、これから乗る路線について確認しろ馬鹿野郎。

 そんなこんなで、帰りは特に問題もなく順調に帰宅。

やりきった。

 今日の輪行経験が次につながる、そうだ次は高崎線高崎駅まで輪行して周辺の山を走りにいこう。

 あ、あとやっぱりバックパックを背負いながら自転車乗ってると腰が痛い。こいつをなんとかせにゃならん。というかMacbook Air 13インチを持ち運ぶいいアイデアがあればいいんだが、ねーんだよなー。